愛犬にはなるべく生食をおススメ致します！

犬のルーツは約1万5千年前に東アジアで家畜化されたオオカミになります。その後、オオカミはアジア、ヨーロッパ、米国の順に広がり、今や各家庭でペットとして飼われるようになりました。
でもこの1万年を掛けて彼らは世界中を駆け巡っていたようです。まずオオカミが犬に変わっていく段階で欠かせないのが人間です。人が大陸を移動していったようにオオカミも一緒に行動し、その土地、土地のオオカミと交じり合って世界中に広がっていたと個人的に思っています。
そうなるとやはり、犬は生食、特に肉食中心の動物ということになります。それには根拠があり、それは消化機能についてです。犬といえば骨ですが、胃液に含まれる胃酸は人間の10倍以上と高濃度なので骨を丸呑みしても消化する能力が備わっています。歯についても犬は雑食動物とは明らかに違います。切歯や犬歯など引き引き裂く歯が多いのが特徴で草食動物のように咀嚼はしません。
ほとんど丸呑みで胃袋に詰め込んでいきます。一番の証拠はDNAです。犬のDNAはオオカミとほぼ同じでしかも1万年前からへなんかはしていないのです。これら総合的に判断しても犬は間違いなく、元はオオカミで『今でも肉食動物である』ということです。ところが最近はペットフードメーカーで開発されたドライフードが犬の食餌として主流になりました。でも本当に犬の健康を重視したドライフードなのでしょうか？別のいい方をすれば皆さんはドライフードを間違った選び方をして買っていませんか？
フードメーカーが煽り立てる自然派だとか獣医推薦、ナチュラルという言葉を鵜呑みにしていいのでしょうか？私はあまり信用していません。何故ならば表向きとは異なり、フードの多くに『穀類』が使われているからです。猫や犬の体内では炭水化物は糖分として認識され、脂肪として貯蓄されます。
また、それら炭水化物はペットだけではなく人にも健康上、いい影響はありません。ではフードメーカーはどうして穀類を配合するのかといいますと穀類は安価で入手しやすく、ドライフードへの加工も簡単です。このため市販されているペットフードの殆どが複数の穀類原材料を含み、またその使用量も原材料中40％から70％含まれています。そしてほとんどのメーカーは、とても重要な炭水化物の含有量を表示していません。その中でも大豆は「鼓腸症」といわれるお腹が膨張する疾患の原因になるといわれています。その影響で胃腸内の消化が急激に減少してしまい、バクテリアの増殖が過剰になり胃に入った食べ物が発酵してガスが発生するのです。この他に炭水化物は老化の原因物質を作ることが判明しています。また長い間、ドライフードを食べている犬は血糖値が高いことも分かってきました。
犬にとって大切なのは炭水化物ではなく「タンパク質」です。肉の配合を減らし、炭水化物を多く含むドライフードを食べていると肥満だけに留まらずさまざまな病気を誘発させます。でもそれが分かったとしてこれから何を食べさせたらいいの？それはどこで買えるの？どうせ高いんでしょ？と疑問や心配ごとが増えると思います。そうした飼い主さんたちに私共がお手伝いをさせていただけないかと考えました。
確かに国産馬肉やエゾ鹿肉と比べて知名度はありませんが、鮮度や安全性、そして何よりも美味しくて安い！に関しましては自信を持っておススメ出来ます。まず牛と豚の肺は他の食材やお持ちのフードにカットして混ぜて与えて下さい。地鶏の足は爪をカットしていつも生食や骨を食べているワンちゃんでしたら全く問題はありません。馬のテールは大型犬には最高のご馳走です。カットしたりするとお値段が跳ね上がりますのでそのままでのご提供となります。地鶏の手羽先もそのまま与えて大丈夫です。
よく鶏の骨はササって危険、といわれていますがそれは焼いたりした場合です。生骨は確かに硬いですが、鋭く裂けること無く普通に砕かれます。鶏の骨の組成は無機物が約70％、コラーゲンなどが約20％残りが水分ですし骨は胃液で簡単に溶けてしまいます。ご要望が御座いましたら胸肉や鶏のミンチ1kg入りなどもご注文を承りますのでショッピングページに記載がないもので欲しい商材が御座いましたら努力してご用意致します。但し、我々の健闘空しくお客様のご要望に応えられなかった場合はどうぞお許し下さい。いずれにしましても現在、市販のドライフードを与えている飼い主様がいらっしゃいましたらワンちゃんの健康を考えて全部とはいいませんが、せめて一品〜二品でも生食を与えるよう希望します。最初は何かとお互い（飼い主様とワンちゃん）戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れてくると思います。そうしているうちに毛艶がよくなってきたり、涎や体の臭い匂いが少なくなってくることに気がつくようになると思います。そして何よりワンちゃんが楽しそうに美味しく、ガツガツ食べる姿に感動すると思います。尚、当店の食材や商品には一切、防腐剤や保存料、着色料、その他の添加物、賦形剤などは使用していませんのでご安心下さい。